自然,ふれあい

一番身近な所で感じる自然、それは川

「あなたにとって自然とはどのような場所ですか?」と尋ねられたら、どこを思い浮かべるでしょうか?たいていの人は海や山と答えるかもしれません。一般的な観光地のイメージがあるのでそのような答えが多いのではないでしょうか。

 

身近な自然と言えば

では、もっと身近に感じる自然と聞かれたらどうでしょう。ある人にとっては自分の家の庭先かもしれませんし、別の人にとっては近所の公園かもしれません。私にとって一番身近に感じる自然といえば、それは川になります。家の横に小さな川が流れているので、子供の頃からよく遊びに行っていました。春になると河原には菜の花が咲き、蝶々が舞っていました。夏になるとトンボが水辺の石の上に止まり、川の流れのない所では魚が泳いでいます。それらを眺めたり、川の中の石をひっくり返して小さな生き物を調べてみたり、きれいな石ころを拾ってみたりといつまでたっても飽きない楽しさがありました。大人になるとさすがに遊びには行かなくなりましたが、川から聞こえてくるせせらぎの音に心がなごんだり、季節の変わり目に鳴く虫の音で夏の始まりを感じたり、今でも多くの恵みを受けています。

 

豊かな自然への障害

このように自然豊かな川なのですが、年々水の量が減り続け、数年前には猛暑で川が干上がったことがありました。また、豪雨の年になると大きな流木が流れてくるほどの濁流が流れ、土石流が起きないか心配しました。上流から流れ着くゴミも目立つようになり、かつての菜の花が咲いていた河原には今や雑草が高く生い茂っています。そのような姿を見ると、あの頃の川とは随分違ったものになってしまったなと感じて、とても寂しい気持ちになります。

 

自分にできること

そのような憂いを払おうと、清掃活動を始めてみました。少しずつ川の自然を守っていくことができればいつかは川も変わってくるという希望を抱いています。目に見える変化はすぐには現れないでしょう。でも、小さなしずくが集まればやがて大きな大河になっていくように、小さな働きでも続けていけばいつかきっと大きな変化になってくるでしょう。そうなることを願いながら活動を続けていけたらいいと思います。皆さんも今日から何か少しずつ自分にできることを始めてみませんか?